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中部経済新聞 2004年8月7日(土)掲載
トーシン カフェ事業に再参入 独自ブランド展開 10月に1号店



 携帯電話販売のトーシン(石田信文社長)は、外食事業の業容拡大を目的に、独自ブランドを立ち上げ、カフェ事業に再参入する。10月に名古屋市中区の本社ビル1階に1号店を出店。過去に手掛けたコーヒー店のフランチャイズ(FC)展開などで培った飲食店の経営ノウハウを自社で手掛ける新店舗の運営に活用する。1号店開店に伴う設備投資は1千万円程度。開業後、半年をメドに黒字化、1年後に累損解消を目指す。1号店が軌道に乗った時点で、多店舗展開など次のステップも検討する。  
 店舗ブランドは「カフェ アンジェリーナ」。社内ベンチャーとして起業し、現在、5-6人の専任スタッフが10月の開店に向け準備を進めている。外食事業の社内ベンチャーとしては、今年2月に開業した和風料理店「大黒屋善次郎」がすでにある。  
 内装など店舗コンセプトは今後詰めるが、昼間はOL層のランチ需要をターゲットにしたパスタやデザートが主体になる見込み。パスタの専門家や専属のパティシエをおき、独自性を打ち出す。夜はカクテルなどアルコールを前面にしたサービスを提供し、「15%から20%の利益率確保」(石田社長)を目標にしている。  
 同社は、02年に外食事業に参入。これまでベンチャー支援企業と提携し、コーヒー店のFC展開や米国のカフェと独占契約を結び、店舗展開した実績がある。今年9月で提携先との契約が切れるため、販売、接客技術などこれまでの経験を生かし、独自ブランドで事業展開に乗り出すことにした。
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