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JGTO広報誌 TOURNEWS vol.94掲載
「トーナメントは選手が“戦う場”。私たちのコースで、どんなプレーを魅せてくれるか、楽しみですね」 株式会社トーシン 代表取締役社長 石田信文氏
新規トーナメント「チャレンジトーナメント」(9月25〜26日、三重県のTOSHIN
Lake Wood Golf Club)を主催する株式会社トーシンは、ゴルフビジネスに参入して、わずか2年の新進気鋭な企業。石田信文社長にチャレンジトーナメントを開催する意義などについてお聞きした。
◆この2年間で5つのゴルフ場を取得するなど、ゴルフ場事業に大変力を注いでいられます。
弊社は建築、不動産業からスタートしたあと、携帯電話の専売店事業を展開してきました。今、まさに携帯電話の通信事業はピークですが、好調な事業であっても、ピークは10年単位で訪れるという経営理念を私は持っています。そこで、「次のビジネスは何か」ということを考えました。
◆その何か、がゴルフ場事業だったわけですね。
はい。 元々、プロゴルファーを目指していたので、ゴルフ場のことは良く分かっています。29歳ぐらいまでは練習場にいるか、あるいはコースにいるかという生活をしていて、週に4、5回はラウンドをしていましたからね。今では週1回のプレーになりましたが、それでもたまには70台で回ってきますよ(笑)。
◆昨年から女子のステップアップツアーを開催し、今年からは「トーシンチャレンジトーナメント」も主催していただくことになりました。
ゴルフトーナメントを開催することで、世の中に会社やコースの名前を知らしめようとは思いません。だからテレビ放送は必要ありませんし、特別に宣伝することもしません。ただ純粋にプロに“戦う場”を提供したい、選手を育てたいという思いだけですね。
◆チャレンジトーナメントの舞台になる「TOSHIN Lake Wood
Golf Club」は、どのようなコースですか?
難しいですよ(笑)。260ヤードほどのパー3が2つあって、今回は7,280ヤードぐらいになると思います。グリーンもちょっと砲台になっていて、少しひねってあります。だから真っ直ぐに見えるけれど、実際はストレートではないといったように、微妙なラインのグリーンがほとんどで、大変読みづらいですね。
◆グリーンの速さはいかがですか?
2ミリまで刈り込める機械を購入したので、速くしようと思えば、いくらでも速くできますし、コンパクションも上げられます(笑)。弊社所属の広田悟プロは、「グリーンを硬くしたら、4日間のツアーを開催しても、優勝スコアは2ケタいかないでしょう」と言います。高山準平プロはましてや風でも吹こうものなら、30台で回る自信がない・・・と。
◆チャレンジトーナメントで、プロがどのようにプレイするか、楽しみですね。
プロと私の戦いだと思っています。ハイスコアを出されたら、私の負け。そのときは、またコースに手を入れて、難しくしますよ(笑)。9月の大会が楽しみです。
選手育成のために、トーナメントを主催する
◆本選に出場するための予選会も開催されます。
TOSHIN Lake Wood Golf Clubを含めた弊社の4コースで、まず予選会を行います。各会場から上位20人、計80人が進出して2日間36ホールの決勝大会を行い、上位20人ぐらいを主催者推薦の枠で本選に出場できるようにしたいと考えています。
◆多くの選手にチャンスがありますね。
若い選手を育てたいと言ったらおこがましいですが、若い選手が成長していく姿を見るのは楽しみですよね。実力はあるのに、ツアーやチャレンジトーナメントに出られない選手はたくさんいます。ですから少しでもチャンスを与えて、それをきっかけにして成長していって欲しいと思っています。
◆今年はツアー25試合、チャレンジトーナメントが8試合。JGTOとしても戦う場をもっと増やしたいのですが・・・。
お金がかかり過ぎですよね。今年のツアーでいうと、賞金だけで最低1億円。それに運営費などがかかるわけですから・・・。賞金総額5,000万円ぐらいに垣根を下げた試合があってもいいのではないかなぁ、と思います。
◆規程では、賞金総額5,000万円以上がツアーです。
私は今回のチャレンジトーナメントで勉強して、いつかはツアーを開催したいと思っています。最初は賞金総額5,000万円で、運営費も極力抑えて、テレビも宣伝もいらない。賞金が安いとトッププロが欠場するという心配があるかも知れませんが、それでもいいじゃないですか。その分、普段はツアーに出られないチャレンジトーナメント選手やマンデー予選を通過した選手たちにチャンスが広がるのですから・・・。
◆ゴルフファンにとっても、新たな選手の誕生は楽しみです。
トーナメントは選手のためにあるべきなのか、JGTOのためなのか、はたまたスポンサーの宣伝のために行うものなのか、ということです。弊社の場合はコース使用料がかからない特典はありますが、一度、経費を抑えた形でツアーを開催することができれば、恐らく、同じように考えている他のスポンサーも出てくるのでは・・・、と思っています。
◆まずは9月の「トーシンチャレンジトーナメント」ですね。本日はありがとうございました。
[株式会社トーシン]
昭和63年に建築資材の総合商社として設立し、「移動体通信関連事業」「不動産事業」「リゾート事業」「フード事業」を展開。大阪証券取引所ヘラクレス上場。平成20年2月現在、5つのゴルフ場を保有し、契約選手に男子ツアープロの広田悟、高山準平、女子ツアープロの藤田幸希、中園美香、新本亜耶乃らがいる。
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