中日スポーツ 2010年7月5日掲載
池田「気持ちいい」 初代チャンプ!!




 池田勇太(24)=日清食品=が今季初優勝を飾った。2位に4打差をつけて首位発進した池田は、 途中1打差に迫られながらも4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算17アンダーで逃げ切った。 ツアー通算5勝目。全英オープン(15〜18日、セントアンドルーズ)に向けて弾みのつく勝利となった。 2週連続Vを目指した薗田峻輔(20)は通算14アンダーで2位。 3位にはこの日ベストスコア66をマークした通算13アンダーとした丸山茂樹(40)が入った

~全英op前に今季1勝~


 18番のグリーン上で、ウイニングパッドを沈めた池田が両手を挙げてガッツポーズ。 「初めての大会の初代チャンピオンは気持ちがいい。今、身に染みて感じてます」と 喜びを語った。

 スタート前、大会会長に「(通算)25アンダーを出す」と宣言した。 だが、2番でボギー。3番では3打目のアプローチを寄せ切れずにダブルボキー。 2位薗田との差がジワジワと縮まり、12番のボギーで1打差になった。 13、14番で逆に薗田が連続ボギーをたたいて差が広がり、16番で3メートルのバーディーパットを 沈めて勝利を決定づけた。

 このコースで行われた08年チャレンジトーナメントの「トーシンチャレンジ」で2位に入った。 その縁で09年には1年間、今大会を主催するトーシンとスポンサー契約を結んだ。 「少しは恩返しできたかな。やはり縁があるのかな」と感慨深げだ。昨日の終盤は右手甲の 痛みや腰痛で満足なプレーができなかったものの賞金ランク2位。 今は体調管理に気をつけている。試合に帯同している福田努トレーナーの指導で、ラウンド前には 必ず約1時間のトレーニングを行っている。おかげで「体調はずーっといい」。これまで 勝てなかったのは「ゴルフの調子もいいんだけど、流れがついてこなかった」という。

 「昨年は4勝した。今年はこれからツアーも折り返し。昨年以上に勝ちたい」と”昨年超え宣言”。 全英オープンも「どんなことになるか。楽しみは、たのしみ」とニッコリ。 自習のレクサス選手権は休んで10日にゴルフの”聖地”に向け出発する。


■2週連続Vならず■薗田
薗田は2週連続優勝に届かず2位。「グリーンが速くて、距離感を合わせるのが難しかった。 スパイクマークもあって少し不運だったかな。でもパープレーで回れたし、しょうがない」 と振り返った。2週連続の最終日最終組に「今回は緊張もなく、前回より楽しくできた。 先週よりも自信がついた」。レクサス選手権(8〜11日)後、全英オープンに向けて出発する。 なお、賞金ランキングでは今大会欠場した高校の後輩・石川遼を抜いて6位になった。